女子バレー今後の対戦相手、ブラジル・アメリカ・中国はどんなチームなのか?
グラチャンバレーが9月5日に始まりましたね。初戦は韓国にはストレート勝ちでしたが9月6日のロシア戦は1-3で負けてしまいました。190センチ台が7人いるロシアはやっぱり強かった。
日本は9月8日にブラジル、9日にアメリカ、そして最終日10日に中国と対戦します。今日はその対戦相手について書いていきます。
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ブラジル(FIVA世界ランク4位)
2008年、2012年のオリンピックで金メダル、大会二連覇を成し遂げた南米の強豪国です。
チームのキャプテンを務めるのがウィングスパイカーのナタリア・ペレイラ選手(画像下左から2番目)。
身長183センチとめちゃくちゃ大きいというわけではないですが、2015年ワールドグランプリでベストアウトサイド賞、2016年同大会でMVPを受賞するほどの選手です。
ベストアウトサイド賞といえば2015年FIVAワールドカップで男子バレーの石川祐希選手が獲得した賞ですね。
2017年モントルーバレーマスターズ(日本不参加)ではベストアウトサイドヒッター賞を受賞しているため、レフトからのスパイクを得意とする選手のようです。
実は今年度7月に日本は、ブラジルと仙台で行われたワールドグランプリで対戦しています。そしてブラジルにフルセットの末勝利しています。
しかし、日本がブラジルに勝ったのは6年ぶりでその間12連敗しているため、安心できる状態ではないですね。
今回のブラジル戦もかなり盛り上がる試合になるのではないかと思います。
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アメリカ(FIVA世界ランク2位)
アメリカには昨年リオオリンピック準々決勝で日本がストレート負けするという苦い思い出がありますね。ちなみにリオでアメリカは銅メダルを獲得しています。
2014年の世界選手権でブラジルを下し優勝、オリンピックでは3年連続メダル獲得、やはりバレーボールの母国なだけはあるという感じです。
キャプテンを務めるのはセッターのカーリー・ロイド(画像ユニフォーム3番)。
ベストセッター賞受賞歴があり、攻撃の支柱であり、チームの支柱でもあるようです。とても綺麗な選手ですね。
あとはミドルブロッカーのテトリ・ディクソン(画像ユニフォーム6番)。
リオオリンピックではセカンドミドルブロッカー賞を受賞しています。身長191センチの長身で彼女のブロックやクイック攻撃に日本がどう対処するかも注目していきたいですね。
- 中国(FIVA世界ランク1位)
昨年のリオオリンピックではブラジル、オランダ、セルビアを下し金メダルを獲得しました。
オリンピックでは出場以来3度の優勝、アジア選手権では出場回数18回のうち13回の優勝を果たしている超強豪国です。
キャプテンを務めるのがウィングスパイカーの朱 婷(シュ テイ)。ユニフォーム2番。
リオオリンピックでMVPとベストアウトサイドヒッターのW受賞しており、間違いなく世界トップクラスのウィングスパイカーです。毎大会何かしらの賞を受賞しています。
198センチとかなりの高身長からスパイクが放たれるので、セッターからきれいに繋がれると高確率でスパイクを決めてきます。
強豪国の中国ですが、今年度のアジア選手権で日本はストレート勝ちしています。
今大会もぜひそのままの勢いで勝利を得てほしいですね。